2006年06月11日 【ふるさと文化財】
護り守られる 狐島の鎮守の大ケヤキ

伊那市指定天然記念物◆神明社荒神社合殿大ケヤキ◆
伊那市狐島
大ケヤキは、狐島神社の境内にある。親しみを込めて狐島神社と呼ばれているが、神明社(しんめいしゃ)荒神(こうじん)社合殿(しゃごうでん)が正しい名称で、江戸時代中期、享保20年(1735)の造営とされる。神明社は天照大神を祭神としているが詳細は不詳。荒神社は「曾我兄弟仇討ち」で知られる伊豆の太守工藤祐経(くどうつねすけ)の子「犬房丸(工藤祐時)」が右大将源頼朝の命によりこの地へ、流配された際もってきた荒神様を祀ったのがはじまりとされる。境内には、伊那市指定天然記念物に指定された大ケヤキが7本ある。6本は樹齢200~250年、もう一本は樹齢100年といわれている。樹冠は半円形を呈し、その枝ぶりの見事さや堂々とした威容は、遠くからでも目にすることができる。西に天竜川、南に三峰川(みぶがわ)にはさまれた地域にありながら、長年にわたり狐島地区を川の氾濫から護ってきた鎮守のケヤキとして、いまも大切に守られている。












