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2007年03月11日 【ふるさと文化財

山深い里に伝い継がれる よみがえりの祭り

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国重要無形民俗文化財◆遠山霜月祭◆
飯田市南信濃 正八幡神社 上村 正八幡宮ほか


遠山霜月祭は、万物の生命力が最も衰えるとされる旧暦霜月、新暦12月の冬至前後に行われる鎌倉時代(1192~1333)頃から続く復活蘇生を祈る伝承の祭り。南アルプスのふもと、遠山郷(旧南信濃村、旧上村)の13ヶ所、13社で順次催され、夕刻から始まり夜を徹して湯立てと舞いが繰り返される湯立て神楽。起源は平安宮廷の湯立て神楽に始まるとされ、800万の神々を迎え、煮えたぎる湯釜に招き湯を献じると共に太鼓や笛に合わせてかまどのまわりで神楽歌が歌われ、舞いが捧げられる。夜中、全国の神々にお帰りいただいた後、地元の祭神の面や火の王、水の王と呼ばれる呪術面、獣面、さらに旧領主遠山一族をかたどった御霊面など面形の舞いが登場して祭りを盛り上げる。さらに数珠を持ったり九字を切ったりと神仏混淆の名残も見ることができる。あらゆるもののよみがえりを願った、いにしえの人々の素朴な祈りがそこに息づいている。

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