2007年08月12日 【ふるさと文化財】
魂をなぐさめ人を和ます大シダレ桜

安曇野市天然記念物◆豊科の大シダレ桜◆
安曇野市豊科2068
JR豊科駅より南西約500メートルに位置する墓地の中央に一本の大きなシダレ桜が立っている。この地では、一族の魂が納められている墓地に桜を植える習慣があり、この大シダレ桜もこの墓地が造成された宝暦3年(1753)に植樹されたと思われる。エドヒガン桜の一種で樹齢250年以上と推定され、安曇野市では最大級かつ一番の老シダレ桜である。大枝のいくつかを失ってはいるが、枝振り、樹勢ともに良く樹高約14メートル、胸高直径約1.1メートルの堂々とした威風を誇っている。見頃の季節には見事な花を咲かせ、風に舞う花びらと、まだ雪をかぶっている常念岳が織りなす安曇野らしい幻想的な春の情景を醸し出して、訪れる人や行き交う人々を和ませている。開花は、ソメイヨシノより少し遅れて、4月下旬頃と思われる。












