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2010年08月12日 【ふるさと文化財

美と愛を凝縮した安曇野のシンボル

100812.jpg

 ― 登録有形文化財 ―
 ◆碌山美術館碌山館◆ 安曇野市穂高5095-1

 碌山美術館本館は碌山館とも呼ばれ親しまれる安曇野市穂高、穂高東中学校東隣にある美術館。

 昭和33年(1958)4月に開館し、日本の近代彫刻の礎を築き「東洋のロダン」とも呼ばれた荻原守衛(碌山)の作品群と資料を収蔵展示し、さらに碌山と関係の深かった芸術家たち、高村光太郎、戸張孤雁、中原悌二郎、柳敬助などの作品も併せて保存展示し広く一般に公開している。

 荻原守衛は、明治12年(1879)この地で生まれ、後に相馬愛蔵、黒光(こっこう)らと出会い、芸術に目覚め明治32年(1899)に上京し洋画の修行を始め渡米や渡仏、留学などを経て彫刻を志し、芸術家たちと交流しながら、次々作品を発表し名声を博すが明治43年(1910)30歳の若さで急逝した。

 安曇野のシンボルともいえる、尖塔に焼きレンガの外壁という教会聖堂をイメージした碌山美術館の本館は2010年、国の登録有形文化財に登録され、さらにこの4月、碌山没後百年を迎えた。

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