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2011年01月09日 【ふるさと文化財

430余年の歴史を湛える古刹

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 ― 安曇野市有形文化財 ―
 ◆宗林寺の山門 宗林寺の石造宝篋印塔 宗林寺の本堂◆
 安曇野市明科光108

 宗林寺は、はじめ大信寺と称していたものを天正3年(1575)に善誉故念和尚が再興し、宗源寺と改称。さらに江戸時代、松本城主石川康長が父親である石川数正の菩提を弔うため再建し宗林寺と改称したとされる。

 正面入口の山門は、天明元年(1781)から文化4年(1807)にかけの建造とされ、三間三戸、八脚楼門式、入母屋造、瓦葺き(元茅葺き)。上層には鐘楼堂が設けられ、板天井には豊科細萱の出身で、東都御絵所狩野梅笑の門人であった狩野梅玄により火伏せの龍が描かれている。

 境内山門脇には、江戸初期寛永年間(1624~1643)に石川数正夫妻の供養塔としてまた墓碑として建立されたと伝えられる石造宝篋印塔(いしづくりほうきょういんとう)が二基並び立っている。

 本堂は、江戸時代の建造とされ、けやき材を使用した平屋の入母屋造、瓦葺き、桁行き五間、梁間5.5間。明治の廃仏毀釈の中で残った数少ない江戸時代中期以降の建築物として貴重である。

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