2012年01月10日 【ふるさと文化財】
四百余年、安曇野を見守るお不動さま

安曇野市指定有形文化財
◆ 田尻不動産の木造目赤不動明王立像 ◆ 安曇野市堀金三田1134-9
安曇野市堀金田尻区の不動堂に祀られてる不動明王立像は、目が赤いことから「目赤不動」とも呼ばれ、眼病治癒祈願などで古くから親しまれている。
安土桃山時代の作と伝えられ、慶長3年(1598)修験者勝覚に寄進されたものとされる。
高さは1.87mで、安曇野市内最大の不動尊とされ、東京目黒の目黒不動、目白の目白不動と並んで日本の三不動尊のひとつといわれている。
脇本尊には高さ1.25mの矜羯羅童子(こんがらどうじ)と制叱迦童子(せいたかどうじ)を従えている。
不動明王は大日如来の教令輪身(きょうりょうりんじん)とされ、煩悩を抱える最も救い難い衆生を力ずくで救うために、憤怒の相をしている。背に迦楼羅炎(かるらえん)を背負い、怒りで逆巻く髪を弁髪でまとめ上げ、右手に降魔の三鈷剣(さんこけん)、左手に羂索(けんじゃく)を握りしめ仏法を守護している。
目赤不動像は昭和3年(1928)、火災に遭い左腕のみ焼失したが、修復された。以来「開運のお不動さま」としても崇められるようになったとされる。毎年5月7・8日、11月7・8日に祭が催され、目赤不動像も公開されている。
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